「オリジナルパッケージを作りたいけれど、大量には必要ない」

「小ロットでの発注は単価が高くなると聞いてためらっている」

「パッケージ制作を小ロットでそもそも発注できるの?」

このように悩んでいる方も多いでしょう。

パッケージは5,000ロット、10,000ロットというふうに大量発注したほうが、1箱あたりの単価が安くなる傾向にあります。

しかし、大量に使う予定がない箱を作っても、結局使わなければ無駄になってしまいます。

当記事では、パッケージ制作を小ロットでおこなう方法を紹介します。

当社の実際の制作事例もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

実際にケイパックでオリジナルパッケージを制作されたお客様の声は、こちらでご紹介しています。
ケイパックでパッケージ制作した人の生の声を見てみる

 

パッケージ制作を小ロットでおこなう方法

パッケージ制作を小ロットでおこなう方法

パッケージ制作を小ロットでおこなう方法を流れに沿ってお伝えします。

  1. 見積り依頼をする
  2. 弊社営業と打ち合わせをする
  3. 発注する

順番に見ていきましょう。

まず見積り依頼をしてみたいという場合はコチラからすぐ行えます。
ケイパックに見積り依頼をしてみる

見積り依頼をする

オリジナルパッケージを制作するにあたり、まずは見積もり依頼を行います。

この段階で依頼先の候補が複数ある場合は、相見積もりでも大丈夫です。

小ロットのパッケージ制作は、単価が高くなる傾向にあるため、見積もりをとって予算感が合うか確認しておきましょう。

なお、見積もりを取る前に箱の制作イメージが定まっていない場合は、複数見積もりをお出しすることも可能です。
営業担当の者に小ロットで作りたい旨と、ざっくりしたイメージを伝えれば、見積もりを複数お出しして比較できます。

弊社営業と打ち合わせをする

見積もりができたら営業と打ち合わせを行います。

「高級感を出したい」

「とにかく費用を抑えたい」

などの条件をお伝えいただければ、ご要望に合わせてサンプルを作成します。

色見本や手触り確認用のサンプル等、イメージしやすいようにたくさん用意しますので、遠慮なくおっしゃってください。

発注する

見積もりやサンプルを具体的に見て納得いただけたら最後は発注です。

打ち合わせの段階でパッケージのイメージはかなりできているはずなので、営業担当に発注すると伝えていただければ問題ありません。

発注いただいたイメージでサンプルをお作りし、ご確認いただきながら間違いのないようにパッケージ制作を進めます。

なお、発注前に小ロット制作について詳しく知りたいという声を下に作成した記事が他にもあるので、気になる方は併せてご確認ください。

「小ロット」はどれくらい?ロット数の決め方を知る

 

パッケージ制作を小ロットでそもそも発注できるのか

パッケージ制作を小ロットでそもそも発注できるのか

パッケージ制作を小ロットでそもそも発注できるのか、についてですが、ケイパックなら1個から発注可能です。

大量発注しなければならない会社もあるので、発注前に確認しておきましょう。

ただし、小ロットの発注は割高になりがちなので、1個あたりの単価を抑えたいなら10,000ロット等の大量発注がおすすめです。

以下の項目で詳しく見ていきましょう。

ケイパックなら1個から発注可能!

ケイパックでは1個から発注可能です。

箱の大きさやパッケージ制作にかけられるコストによって最小単位は変わるので、あえて発注数量の最小単位は設けておりません。

実績ベースで言うと30個で発注をいただいたこともあります。

ただし、発注数量が少なすぎると、中身の商品よりパッケージ代のほうが高くなってしまう事態が起きてしまう可能性があるので考えものです。

1つ300円で販売する商品の箱が1,000円でできると言われたら戸惑ってしまいますよね。

小ロット発注ではこのような事態がよく起きるので、要注意です。

大量発注しなければならない会社もある

パッケージ会社によっては発注数量の最小単位を設けていて、大量発注しか受け付けていないところもあります。

箱を作成する手間を考えれば、1個も100個もほとんど変わらないので、大量発注の方が楽だと言えます。

小ロットで作りたいなら、発注する前に発注数量の最小単位を確認しておきましょう。

1個あたりの値段を抑えたいなら発注数を上げる

パッケージは大量発注すると1個あたりの単価が下がるものなので、1個だけ作るとなると見積もりが高くなる可能性があります 。

1個あたりの単価を下げたいなら5000個・1万個と発注をいただいた方が安くなりますが、こちらも箱の大きさによりけり です。

個数と費用のバランスを鑑みて、最近では500くらいの見積もり依頼がよくあります。

小ロットで発注すると単価が高くなる理由については、以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

小ロットのパッケージ発注の単価が高くなる理由を詳しく知る

 

小ロットでパッケージ制作ができる形状

小ロットでパッケージ制作ができる形状

小ロットでパッケージ制作ができる形状は以下のとおりです。

  • キャラメル箱
  • ワンタッチ式
  • 地獄底
  • スリーブ箱
  • N式箱

それぞれ見ていきましょう。

詳しく商品説明をご覧になりたい場合は、以下のページからどうぞ。
ケイパックで取り扱っている商品を形状から探す

キャラメル箱

キャラメル箱は、最もシンプルな箱の形で、上下が差し込み式になっているものです。

森永のキャラメルが入っている箱を思い浮かべていただければ間違いありません。

安価で軽量な商品を入れるのに適した箱です。

地獄底

地獄底は箱の底面をしっかり組み合わせたキャラメル箱のようなパッケージです。

底が抜ける心配がないため、地獄底という恐ろしげな名前がついています。

比較的安価に制作できる箱で、多少重量がある商品でも入れられます。

ワンタッチ式

ワンタッチ式は横底貼箱とも呼ばれる、ワンタッチで組み立てられる箱です。

地獄底箱の底面をノリ接着したものをイメージしてください。

地獄底箱よりも組み立てやすいので、作業性を重視したいときにおすすめです。

スリーブ箱

スリーブ箱はスライド開閉式の箱です。

スリーブから身箱を引き出す仕草が優雅なので、高級感を演出したい化粧箱によく用いられます。

N式箱

N式箱は、メール便等に用いられる厚みのない差し込み式の箱です。

強度があり、密閉性もばっちりなため、郵送に適しています。

衣類や書籍等、厚みのない商品を入れることが多いパッケージです。

 

小ロットでパッケージ制作ができる用途別商品

小ロットでパッケージ制作ができる用途別商品

小ロットでパッケージ制作をおこなうなら、たとえば以下の商品を入れる箱を作れます。

  • ファッション
  • 食品
  • 酒類
  • ギフト

各項目について詳しく解説します。

ファッション

服やアクセサリーを数量限定で作ったときに、どうせならオリジナルボックスに入れて特別感を出したいと考える方も多いでしょう。

ケイパックなら、ファッション用品を入れるオリジナルパッケージを小ロットでお作りできます。

商品単価が高くないので予算は抑えたいけれど、高級感は出したいなどというご要望にもお応えできるので、お気軽にご相談ください。

食品

大量生産でない食品を入れるパッケージも作成できます。

食品の箱は清潔感が求められるので、粉や汚れがついていたら販売基準を満たせません。

清潔感のあるパッケージを作成したいなら、UV印刷がおすすめです。

通常印刷では印刷後にインキがくっつく現象を防ぐために粉を使用する場面があるのですが、速乾のUV印刷なら粉を使わずきれいに仕上げられます。

もっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

食品のパッケージにおすすめしたいUV印刷について知る

酒類

生産量や輸入量が限られている希少な酒類のパッケージも、小ロット発注で作りたいと考える方がいるでしょう。

酒用の箱なら、蓋と身が一体になっているタイプの箱がおすすめです。

商品の値段も考えながら、最適な個数と形を考えて作りましょう。

ギフト

ギフトボックスなら、高級感のあるものを作りたいと考える方が多いでしょう。

小ロットで高級感のある箱を作るとなると、高めの見積もりになることが予想されます。

制作数と費用のいいバランスをプロの手を借りながら検討したい方は、当社にご相談ください。

ケイパックに箱の見積もりを依頼する

 

パッケージ制作の事例

パッケージ制作の事例

和歌山にある高級ホテルのオリジナルボックスを製作した際の話です。

事前に少しでもブランドイメージを掴んでおきたくて、施設のまわりを散策して「このホテルにはどういうブランディングが必要なのか」を考えた上で商談に臨みました。

さらに「お客様が目で見て、手にとって、高級感を感じるものがいい」というご要望から着想を得た木目調の箱をサンプルとしてお持ちしたら、イメージに合うと大喜びしていただけました。

実際に出来上がった箱もきちんと高級感があるものに仕上がっていて、お客様にご満足いただけたので、こちらとしても嬉しい限りです。

具体的にどのようなパッケージを製作したのか見てみたい方は、以下の記事に写真と詳細なエピソードが書いてあるので、ぜひご覧ください。

「ジュエリーを入れられるようなカヌレの箱」を作った話を読む

 

パッケージ制作を小ロットでおこなうためには

パッケージ制作を小ロットでおこなうためには

今回は、小ロットでパッケージ制作をおこなう方法から、当社の制作事例まで紹介しました。

小ロットでの制作は単価があがってしまうとの懸念から実際におこなう方は少ないものの、ときどきご要望があるのも事実です。

商品単価を上回るパッケージ料金になってしまうと困るが高級感は出したい。

このようなご要望であっても、創業70年の知見を活かして一緒に解決策を考えますので、ロット数でお悩みの方は一度以下の窓口にお問合せください。

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