「オリジナルの化粧箱やパッケージを作りたい…」

「オリジナルにはこだわりたいけど、費用面や信頼できるかが心配だな…」

このようなお悩みを抱えている方もいるでしょう。

御社の商品を販売する際にお客様の目を最初に引くのが、化粧箱・パッケージです。

「箱はコスト要因にしかならないしな…」と若干及び腰になっているかもしれません。

ただ、御社の商品を深く理解し、きちんと対応してくれる会社があったとしたら…

当記事ではオリジナル化粧箱・パッケージ印刷を印刷する際に検討したい情報を、パッケージのプロの視点でお伝えします。

オリジナル化粧箱の印刷をお願いしたい会社5選

オリジナル化粧箱の作成を検討する際に、依頼先として考えたい5社をピックアップしてみました。

企業名 所在地 URL
ケイパック 大阪 https://www.kpac.co.jp/
西脇製函株式会社 東京 https://www.nishiwaki-seikan.com/
デジタ 岐阜 https://www.digitaprint.jp/package.php
株式会社コマガタ 新潟 https://www.komagata.co.jp/
株式会社広田紙工 埼玉 https://www.hirota-shiko.co.jp/index.html

 

ケイパック

ケイパック

ケイパックは紙器専門の箱屋さんです。

パッケージデザインのご提案から、印刷、納品まで一気通貫で行います。

全工程を自社内で完結させることで、お客様からは「対応が早くて助かる」「納期が短くても引き受けてくれるのでありがたい」といったお声をいただいています。

パッケージの専門用語がわからないお客様にもわかりやすいご説明を心がけていますので、箱を作ったことがない方でも依頼しやすいと評判です。

ケイパックで箱を作ってみたい方は、次のページよりお問い合わせください。

ケイパックにパッケージの相談をしてみる

 

西脇製函株式会社

西脇製函株式会社

西脇製函株式会社は、1982年に設立され、化粧箱、貼り箱、紙器、段ボール箱などの製造・製作・販売を行っている会社です。

化粧箱・貼り箱・紙箱のオーダーメイド製作を主な事業としています。

特に最近では、小ロット・箱の寸法・種類の対応にも力を注ぎながら環境にやさしい紙箱つくりをしています。

他社にはできない小さいサイズから大きいサイズまでの箱の製造が可能です。

西脇生函株式会社への依頼を検討したい方は以下のサイトよりご依頼ください。

西脇製函株式会社で見積もりを取ってみる

 

デジタ

デジタ

デジタは様々な印刷物にオリジナルデザインを印刷する会社です。

シールからTシャツまで、様々な印刷に対応しています。

6つの形状の中から箱の形を選んで、好きなデザインを印刷できます。

「1枚だけ作りたい」「必要なときに必要な枚数だけ印刷したい」というニーズにも応えられるため、手軽にまずは1枚作ってみたい方はデジタに依頼してみてはいかがでしょうか。

デジタでパッケージ印刷を依頼してみる

 

株式会社コマガタ

株式会社コマガタ

株式会社コマガタはオーダーメイドの化粧箱を工場直販・低価格で提供している会社です。

「お客様の期待値を1%でも超える商品・サービスを提供すること」をモットーとしています。

1935年に創業した老舗の企業であり、2004年にホームページを開設してから取引実績は800件以上を誇ります。

箱の形状はオリジナルのものから定番まで数多くあり、材質もたくさんの種類があります。

化粧箱の材質から形までこだわりたい方は以下のお見積りフォームから問い合わせてみましょう。

株式会社コマガタに問い合わせてみる

 

株式会社広田紙工

株式会社広田紙工

株式会社広田紙工は1953年の創業から70年以上に渡り、化粧箱・紙箱・紙器の製造においてさまざまな実績を積んできた会社です。

様々なニーズに対応できる営業サイドの「コンサルティング力」と素早く対応できる製造現場の「対応力」を強みにしています。

想像を超えた一歩踏み込んだものづくりを体験したい方は広田紙工にお問い合わせください。

株式会社広田紙工に問い合わせてみる

 

オリジナルの化粧箱・パッケージ印刷はケイパックまで!

通常PDF

オリジナルの化粧箱を作るイメージが湧きやすいように、ケイパックで実際に製作した箱の製作事例を3つ紹介します。

  1. 製作費を抑えるための形状変更
  2. 陳列しにくいピローケースにひと工夫
  3. デザインにこだわった化粧箱

それぞれ見ていきましょう。

オリジナル化粧箱製作事例1.製作費を抑えるための形状変更

ディズニーのパッケージ

製作費を抑える工夫の1つとして、形状変更があげられます。

仮に、底ワンタッチ式からシンプルなキャラメル形式に変更するとしましょう。

全く同じ条件なのに、1箱あたりの製作費用に以下のように差が出たことがありました。

箱の形状 1箱あたりの単価
キャラメル式 @38円
底ワンタッチ式 @41円

どのくらい総額に差があるか実感できない方は、次の計算式を見てみましょう。

  • キャラメル式:3,000ロット×38円=114,000円
  • 底ワンタッチ式:3,000ロット×41円=123,000円

3,000ロット製作した場合、9,000円もの違いが出てきます。

ただし、キャラメル式なら必ず安くなるわけではないので要注意です。

たとえば、キャラメル式より四角貼りのほうが安い見積もりになったことがありました。

「制作費を安くしたいからキャラメル式で」と担当者に伝えるのはおすすめしません。

オリジナル化粧箱制作事例2.陳列しにくいピローケースにひと工夫

ピロー箱②

高級感は出るけれど、陳列しにくい問題があるピローケースにひと工夫加えて並べやすくしたこともあります。

ピローケースは洋服や小物のギフト用パッケージとして根強い人気を誇る、可愛らしい箱です。

人気の割にピローケースの流通量が少ないのは、以下の欠点があるためです。

  • 立てられない
  • 積み上げることもできない
  • 出荷用段ボールに入れにくい

上記の欠点を解消する、立てられるピローケースを作れば使い勝手の良い箱になると考え、箱の四隅に趣向を凝らして陳列しやすい箱を作りました。

ピローケースが立つことで、出荷時に入れにくい問題も解消しました。

このように、ほんの少し工夫するだけで問題を解決できる場合があるため、箱の製作に関してお困りの方は我々プロにお任せください。

オリジナル化粧箱制作事例3.デザインにこだわった化粧箱

化粧箱(あめおかし)②

最後にポップで可愛らしい化粧箱を製作した際のエピソードをお話しします。

日本の伝統の1つである飴細工を入れる箱でしたが、デザイナーさんが作成した案の、デザインのこだわり具合に驚いた記憶があります。

見た目の良さはもちろん、組み立てやすさ、使い勝手の良さ、コスト削減まで全て完璧でした。

ただし、こだわりを実現するのが大変難しく、お客様とともに試行錯誤を重ねてようやく完成しました。

お客様と協力して一生懸命作り上げたパッケージができあがったときの喜びが、次の仕事を頑張る原動力になっています。

ケイパックのオリジナル化粧箱・パッケージ製作が向いている方

パッケージ(印刷)会社とのコミュニケーション

続いては、ケイパックでオリジナル化粧箱・パッケージを製作したほうがいい方の特徴をお伝えします。

具体的には以下の特徴があげられます。

  • オリジナル化粧箱・パッケージの費用を提案してほしい方
  • ToC向けの高級感あふれる化粧箱を用意したい方
  • 費用感を調節してオリジナル化粧箱・パッケージを製作したい方

順番に見ていきましょう。

オリジナル化粧箱・パッケージの費用を提案してほしい方

1つ目の特徴は、オリジナル化粧箱を作る際に費用等に関する提案をしてほしい方です。

ケイパックはただ依頼を受けていわれたとおりの箱を作るだけの会社ではありません。

お客様の要望をすべて叶える箱を作るにはどうすべきか、本気で考えて提案します。

たとえば、いただいた案ではお客様の思い描いている箱が実現できない場合は、はっきりお伝えします。

お客様に気を遣いすぎていい箱ができなかったら本末転倒だからです。

そのうえでヒアリングを重ね、お客様が本当に重視したいポイントを見極め、納得のいくものを提案できるよう箱のプロとして考え抜きます。

おかげで長年取引を続けてくださる企業様が増え、他社と分業制にしていたパッケージ製作も自社で一貫して請け負えるようになりました。

ToC向けの高級感あふれる化粧箱を用意したい方

個人のお客様に向けた高級感あふれる化粧箱を用意したい方もケイパックでパッケージを依頼したほうがいいでしょう。

特に、当社にはUV指定印刷ができる設備があるため、化粧品や食品等を入れる高級感あふれる箱の製作は得意分野です。

UV指定印刷については以下で詳しく説明します。

高級感を出す方法はいろいろ考えられますが、当社にご相談いただければ「コストを抑えつつ高級感を出したい」という難しい要望にもお応えします。

費用感を調節してオリジナル化粧箱・パッケージを製作したい方

オリジナルパッケージを作ると製作費が高くなる点が気になる方は多いでしょう。

ケイパックはプロの箱屋として培ってきた知見を活かし、様々なコストダウン方法を提案できます。

ここでは次の2つの例を紹介します。

  • 木型を調節してコストを下げる方法
  • 印刷方法や用紙を改めてコストを下げる方法

1つずつ見ていきます。

木型を調節してコストを下げる方法

まず紹介するのは、木型を調節してコストを下げる方法です。

木型に1つでも多くの型を付けられれば、1枚の紙から作れる箱の個数が増えます。

たとえば、箱の側面の高さを少し調節して展開図の面積を減らすことで、付けられる方の個数が増えて箱の単価が抑えられたことがありました。

このように、1枚の紙からより多くの箱を作れるよう工夫することでコストダウンにつながる場合があります。

印刷用紙を変えてコストを下げる方法

印刷用紙を変えてコストダウンを図る方法もあります。

たとえば、原紙代を極力下げたいならコート紙を選ぶ、強度を損なわない程度に厚みを薄くするなどの方法が考えられます。

どの紙を選ぶと一番コストダウンにつながるかはケースバイケースなので、具体的に知りたい方はご相談ください。

オリジナル化粧箱・パッケージ印刷はUV指定可能!

特殊な原紙について

オリジナル化粧箱・パッケージ印刷はUV指定が可能になっています。

多くの会社様でご存知かもしれませんが、UV指定とはUV(紫外線)照射で速乾するインクを使った印刷を指しています。

どのような場面でUV指定が効力を発揮するのかを以下の業界にあわせて解説します。

  • 食品製造会社様
  • 化粧品製造会社様

なお、弊社で取り扱っているUV指定印刷の設備は、株式会社小森コーポレーション製のLITHRONE40(L-540)です。

食品製造会社様

食品製造会社様にとって、パッケージ製作の際のパウダーが食品に混入してしまうのは避けたいところでしょう。

通常の油性印刷では、裏移り防止のためにパウダーを振って仕上げます。

UV指定をすると印刷と同時に紫外線が照射され、すぐにインクが乾いて裏移りの心配もありません。

インクやパウダーが食品に付くことなく化粧箱やパッケージに梱包できます。

化粧品製造会社様

化粧品製造会社様も人の肌に触れることから、食品製造会社様のようにインク汚れやパウダー汚れは避けたいはずです。

最近では男性用化粧品も発売されていますが、メインターゲットになる女性はパッケージの清潔感を厳しく見ています。

UV指定の印刷なら、インクやパウダーで汚れる心配もありません。

耐光性が良いので、通常の印刷より箱が変色しづらくなります。

ほとんどの会社様がUV指定で厳しくパッケージ印刷をしているため、御社がまだ対応できていない場合には必ず対応してください。

なお、他の印刷会社様と比較したい場合には、以下のお問い合わせフォームから詳細な情報をお聞かせください。

化粧箱・パッケージのUV指定印刷を相談する

用途にあわせたオリジナル化粧箱・パッケージを印刷する方法

パルプ・・・、聞いた事はあるけど、いったい何? 簡単に言うと、植物から抽出した植物繊維です。 多くは木材から取られる木材パルプが原紙の主たる原料となるのですが、 森林伐採等による環境破壊が問題となり、より環境にやさしい原紙材料として サトウキビのような草系の植物から繊維を取り出し、原紙材料に使われています。 それはサトウキビから製糖した後の搾りカスを利用していることから、 より環境にやさしいとされ、バガスパルプと言われています。 また木材パルプに対して、草植物を使ったパルプは非木材パルプと呼ばれています。 さらに、一度印刷された紙(古紙)や、製紙材料の端材から再度繊維を抽出して 作られるのが、古紙パルプです。 以上、現在の原紙に使用されているパルプは大きく分けて、 ①木材パルプ ②古紙パルプ ③非木材パルプ となるのですが、 木材パルプの中でも、繊維の長い針葉樹からとれるパルプは強度があったり、 短い繊維の広葉樹のパルプもあり、同じ木材パルプの括りでも種類があります。 非木材パルプでも、藁や竹、草の種類によっても違いがあります。 これらのパルプを総じて大別するなら、繊維の長さと色(白色度)となります。 繊維は長いと強度が増し、短いと強度が弱い。それは箱にすると繊維の長いパルプの 箱は罫線強度も強く、しなやかな箱となり。繊維の短いパルプはサクサクした箱 となるのです。また木材から直接取るパルプはバージンパルプとも言われ、 白色度も高く、非木材パルプや、一度印刷されている古紙パルプは漂白しても 落ちきらない色があり、古紙パルプの比率が高ければ高いほど白色度は落ちて しまいます。また古紙からリサイクルされるパルプは太く短い為、紙面の平滑性も バージンパルプ使用のものより劣ってしまうのです。 強度、白色度、平滑性、価格は共に比例し 高い順にアイボリー紙、カード紙、ボール紙となり、カード紙、ボール紙は古紙の 配合率によって違ってきます。 強度として原紙を選択される事よりも、印刷の仕上がりに関わる白色度と平滑性で 原紙を選択される事が多いのですが、その事に深く関連がある原紙のコート層に ついては、次章にて説明さしていただきたいと思います。 化粧箱制作に原紙のコート層を知る

用途にあわせたオリジナル化粧箱・パッケージを印刷する方法は次のとおりです。

  1. 問い合わせをする
  2. ケイパックからの提案を受ける
  3. 納品を待つ

基本的にお客様とのヒアリングを元にケイパックから提案をするので、イメージのみだけでも構いません。

問い合わせ時には詳細情報も聞きますが、とくに難しいことはなくお電話口にて弊社の質問にお答え頂くだけで大丈夫です。

オリジナル化粧箱・パッケージについて質問してみる

オリジナル化粧箱・パッケージの印刷によくある質問

じゃあ、その『一定数』って?

弊社までオリジナル化粧箱・パッケージの印刷を依頼される際によくある質問をまとめてみました。

  • 小ロット印刷を依頼しても大丈夫ですか?
  • オーダーメイド印刷を安くすることは可能ですか?
  • おしゃれなギフトボックスを印刷したいのですが可能ですか?

それぞれ簡潔に回答します。

小ロット印刷を依頼しても大丈夫ですか?

オリジナル化粧箱やパッケージの印刷は小ロット印刷にも対応しています。

小ロット印刷だと、最初の木型の数を少なくして、木型代を抑えられます。

もちろん、その後リピートが続々出た場合には、木型を拡充することも可能です。

オーダーメイド印刷を安くすることは可能ですか?

オーダーメイド印刷を安くするには次のような方法があります。

  • 木型を調節する
  • 印刷紙のグレードを落とす
  • 印刷方法を見直す

このようにオーダーメイド印刷自体の価格を調節することは可能です。

たとえば、オーダーメイド印刷でもリピートが確実で量を用意したいのであれば、木型を大きくして1枚の印刷紙から印刷できる量を増やすといった方法も使えます。

最初の初期費用が高くなりますが、その後ランニングコストが徐々に低減していくため、最終的に印刷代が安くなります。

おしゃれなギフトボックスを印刷したいのですが可能ですか?

おしゃれなギフトボックスを印刷することも可能です。

冒頭部分の製作事例にもありましたが、あめ細工の製作事例ではおしゃれなパッケージを作成していますし、ギフトボックスなら六角形の箱も最適です。

これらの商品詳細はあなたのニーズに添いながら弊社でヒアリングさせて頂くので、お気軽にお問い合わせください。

オリジナル化粧箱・パッケージの印刷で大切なこと

パッケージの営業で、ある化粧品の箱の見積もり依頼において

オリジナル化粧箱・パッケージの印刷で大切なことは、寄り添ってくれるパートナーと一緒に進めることです。

オンライン販売のパッケージ印刷はコストは確かに安いかもしれません。

ただ、安いコストの裏には、御社が販売しようとしている商品をより良くしようとする熱意を持った「人」がいないということも。

化粧箱・パッケージよりも中身が大事と考えることも多いかもしれませんが、もしパッケージで引き寄せられるお客様がいらっしゃったとしたら…

商品は化粧箱が先にお客様の目につくため、中身とともにこだわる場所かもしれません。