パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと

少し前に小耳に挟んだ話なのですが、まだ一度も商品を買ったことが無い顧客が、棚の中から何かを選んで買うとき、そのどれにするかを決定する大きな要因はそのブランドの知名度にあるとのことです。

これはどうも我々の脳が【知っている】というものを【良いもの】と認識する傾向があるところからくるようです。
北海道に行ったお土産といえば白い恋人というようなものです。

もちろん実際に質が良いからこそ、その知名度が高く保たれているということに疑いの余地はありませんが、知名度の高さ=質の高さと認識する、あるいはしがちであるということは、皆様にも実感されるところがあるのではないでしょうか?

さて冒頭から変な話をしましたが、知っているからこそ安心できるし良いものと思えるのであれば逆に知らないものに対して我々は無駄に不安を抱えがちになり、またその質に対しても懐疑的になるという傾向を持つと言えます。

つまり、折角オリジナルのパッケージを作ろうと思い立ったにも関わらず、やれ形状だの紙の素材だの厚みだの色数だの表面加工だのと、よくわからない単語まみれで尻込みされておりませんか?ということです。

それらが全てどういったものでどのような種類があるのかを一つ一つ紹介していくのも良いのですがそれではかなり長くなってしまいます。

そこで今回はパッケージを製造するにあたり、ここまで決めておられればある程度話がスムーズに進みますよといった所を紹介し、少しでも化粧箱を作られることや、そのためのお見積もりを取られることに対して感じておられる不安を払拭できればと思います。

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと①

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと①

さて、まず一番大事なのは箱の中に何を入れるのか?です。
何を売るのか?ということでもありますね。

当然ですがこれの情報が無ければパッケージを作ることはできません。

逆に物がどんな大きさでどんな重量で何個入れたいのかが決まってさえいれば、他はあやふやなままでも箱を作ることは可能です。

とはいえこのままではまだまだ箱を作るにあたって選択肢が多すぎます。

あれはどうする?これはどうする?と聞かれて困られてしまうことでしょう。
それだけ箱を作るということは取れる選択の幅が広いのです。

ということでもう少し詳しく、具体的に方向性を決定していきましょう。

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと②

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと②

どこに置くのか、どのように販売するのか。
どうやって見せたいのか、どんな印象を与えたいのか。

これらは箱の外観と、そして中の商品の充填の仕方に大きな影響を与えます。

陳列する場所や保管する環境によっては水に対する耐性が必要なこともあるでしょう。

充填の仕方については、お菓子のギフト箱の蓋を開けてみて下さい。
あるものはお菓子が平積みでべたーっとただただ置かれているでしょう。
またあるものは様々なお菓子が魅力的に見えるように仕切りを使われているでしょう。

商品が入ってさえいれば良いのであれば、ただ箱だけを組み立ててその中にどさっといれれば済む話です。

しかしもっと魅力的に見せたいと思われるのならば、様々な仕切りを折畳んでそれらにお菓子を配置させてあげる必要があるでしょう。

また外観も、艶があるほうが良いのか無いほうが良いのか、商品が見えるように窓を開ける必要があるのかなどは大まかな選択肢として決めておかれると良いでしょう。

この辺りは実際にお店に行かれて陳列されている商品を見られたら、いくらでも参考になるものが置いてありますので是非ご覧になられることをオススメいたします。

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと③

パッケージ作成にあたり最初に決めておいて頂きたいこと③

最後にデザインです。
最後だからといって重要度が低いといっているわけではありません。
むしろ考えようによってはパッケージの製造において一番重要といっても良いかも知れません。

とはいえ何も完成させておく必要はございません。

ただ最低限どんなイメージを持っておられるのかを考えておいて頂かなければ目指すべき方向性が見えてこないのでその辺りをお願いいたします。

そしてこのデザインを作るにあたり色数の問題が発生します。
とても単純に言うと、基本的に色数が増えれば印刷工賃は高くなります。
仮に小さなロゴ1つでも1色分として加算されるのです。

それは1色増えると使用する印刷のユニットが1つ増えることによります。

逆に言えばどうせ1色増やした時点で印刷工賃が上がるのですから、それと同じ色を箱の他の箇所に使っても同じ工賃で印刷ができるということになります。

そのため費用を抑えたいのであれば色数を抑えてデザインされると良いですし、逆もまた然りです。

ということでここまで書いてみましたが、最低限①だけ決まっていれば箱を作ることは可能です。

時間に余裕さえあるのでしたら他の部分は適宜打ち合わせの中で、それぞれにあったサンプルなどを見ながら決めていっても問題ございませんので、あまり気を張らず、お気軽にお問い合わせされることが吉かも知れません。