化粧箱の見積り依頼の仕方で損していませんか

私どもケイパックはオリジナルの化粧箱を中心とした、パッケージをつくる会社です。弊社ホームページを見ていただいた皆様から、お問合せやお見積りの依頼をいただくこともたくさんあります。

お電話でご依頼いただくこともあれば、お問合せフォームからメールでいただくこともあり、そのほとんどは見積依頼なのですが内容はさまざまだったりします。箱の形状や印刷の色数が、とかそういうことではなく、お見積もりの取り方がさまざまなのです。

パッと見でも「あぁ、化粧箱を作り慣れているのだろうな」と感じらるような方もいらっしゃいますし、その逆に「もしかして初めてなのかな」と感じる方もいらっしゃいます。

作り慣れているかという、そのこと自体は重要なわけではありませんが、慣れていない・知らないが故に「お見積りの取り方で損をしている」ように感じることがあり、私どもパッケージを製造する側から見て「もったいない」と思うことも多かったりするのですね。

そのようなわけで、今回は「化粧箱の見積依頼」について、です。

初めて化粧箱をつくる、もしくは以前に何度か作ったことはあるけどまだまだ慣れない、そんなアナタに是非ともお読みいただけたらと思います。

化粧箱作成 損をしている見積の取り方って?

化粧箱作成 損をしている見積の取り方って?

どのようなお見積もりのご依頼を見たときに「損をしている」ように感じるのか、まずはここからですね。

私が一番に挙げるのは、

〇「問合せフォーム」の記入事項に空欄が多く、その理由が記されていない

でしょうか。サイズや数量が記入されていない場合などもあり、お見積もり自体が出来ない場合すらあります。

もちろん、その場合にはご連絡差し上げ、こちらからお聞きするようにしておりますが、中には連絡が取れずメールでその旨お伝えしても返信のないこともあります。また中には、「そのくらい、そちらで決めて見積を送ってきて欲しい」という方も。。。

これではもし見積が出てきたとしても、商品や皆様のご希望に沿う形でのベストのお見積もりではないであろうことは想像に難くありませんね? とても「もったいない」です。

もう一つ。先程とは反対に、

〇見積に必要な事項は全て記入されているが、1パターンのみの見積依頼で且つご要望・ご希望が記入されていない。

というものがあります。こちらは、私どもがお見積もりするうえで何ら差し支えはなく、問題ないように思われるかもしれません。

実際に1パターンだけで事足りる、限定された案件の場合もあります。そうであれば問題ありません。ですがそうでない場合には、私どもからご提案できる余地が減ってしまうことにもなりかねません。「高級感を出したい」「変わった形状にしたい」「コスト重視」などのご要望に、ちょっとした工夫や変更をご提案させていただく事でお応え出来ることもあるからです。

そうかといって、あまりにも多いパターンでのお見積もり依頼というのもちょっと困ってしまうわけですが(笑)

見積もるためには「仕様」が必要!

見積もるためには「仕様」が必要!

さて、まずは前提としてコレを押さえておきましょう。

私どもがお見積もりをするには、形状・サイズ・数量・使用原紙・印刷の有無や色数・表面加工・後加工などの『仕様内容』が必要だということです。

アナタが既製品の化粧箱をお求めの場合ならこれらのほとんどは既に決まっており、あとはアナタが数量を伝えるくらいで製品代は出てくるかと思われます。しかし、「既製品」を「買う」のではなく、「オリジナルの化粧箱」を「作る」場合にはこの『仕様内容』の選択肢は無限と言って良いほどにあり、その選択・組み合わせ次第で金額は大きく変わってきます。

そう、本当に大きく変わってしまうのです。たとえば金で出来た箱と鉄で出来た箱、お値段が大きく変わるのは当たり前ですよね(当社で製造するのは紙の箱ですが(笑))。同じ素材で作っても大きさで変わってくる、というのも判りやすいところでしょうか。

ですので、「仮」であるとか「いくつかの候補」、「よくある仕様」などでも良いので『仕様内容』が必要となるわけなのです。

化粧箱の「仕様」は決まってますか?

化粧箱の「仕様」は決まってますか?

先に述べた『仕様内容』、全て決定済みでなければ見積依頼の段階ではないのか? そのようなことはありません。「仮」でも「候補」でもと申した通り、現時点での想定範囲での仕様内容で見積もることは可能です。

とは言え、詳しく知らないため仮決め出来ない、という方もいらっしゃることでしょう。

そんな時は、それを私どもケイパックにお伝えください。一生懸命ご相談にのらせていただき、提案・ご協力を惜しむことなくご協力させていただきます!

アナタがこれから化粧箱を作ろうとするならば、まずもって箱の「中身」は決まっている事でしょう。もし「中身」が決まっていなくても、せめて「使用目的」は決まっているのではないでしょうか。

「中身」とは中に入れる商品のことですね。通常はこの「中身」ありきで化粧箱作成となります。

そして「使用目的」とは、例えば、キャンペーンで商品のおまけにつける景品を入れる、会社の○○周年の記念品を入れる、などになります(「使用目的」しか決まっていない場合でも、サイズ以外の仕様内容を決めてしまい、サイズについても「大きくてもこのサイズ」など仮決めすることでお見積もりを依頼することは可能です。先に予算感を知るため、などの理由で実際にもある話です)。

ある意味、最低限このどちらかさえ決まっていれば、いきなり見積依頼とはならなくとも、私どもにご相談いただく事は可能なのです。遠慮なくお声掛けいただけたらと思います。

オリジナルパッケージの見積もりについて具体的な例を参考にしたい方は「失敗しないオリジナルパッケージの制作事例紹介!見積もり・費用など徹底解説!」という記事を参考にしてみてください。

化粧箱の見積依頼、得する仕方とは

化粧箱の見積依頼、得する仕方とは

皆様もうお判りですね。これまでに出てきたことの、逆をいけば良いだけです!

〇具体的な仕様内容を、その時点で可能な限りハッキリさせる

〇お電話でもメールでも、判らない点・知らない点はバンバン尋ねる

〇アナタの要望・希望することを伝える(「提案希望」も希望です!)

〇見積りを依頼するには早いかな?という段階でもドンドンご相談を

たったこれだけ。実行するのに難しいこともありません、是非ともお試しください!