お客様のために!
この目的の実現に重要なキーワードの1つが、
『納得のいくオリジナル箱を作成する』
ことであることは言うまでもありません。
オリジナル箱をはじめて手配する方はもちろんのこと、
何度も作成されている方でも『納得』いく箱を作成するのは
なかなか難しいものです。
デザイン1つとってもそうですし、
紙質、形状、寸法など
各々のことを真剣に考えていかないと
『納得のいくオリジナル箱』はなかなか作成出来ません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
オリジナル箱を作成したい
WEBでの見積依頼も受けている当社には
“既成の箱にデザインだけを変えたい・・・”
というご連絡をちょくちょく頂きます。
お客様の中には、ある程度の決まった箱の形状があり、
印刷だけをオリジナルで仕上げている
と思われている方も多くいらっしゃいます。
このようなお客様に対して
「当社は既成箱の取り扱いは無く、そのほとんどが
オリジナルの形状とデザインとなりますよ」
とご返答させて頂くと驚かれる方も多いのですね。
もちろん決まった寸法、形状のラインナップで商品として
既成箱を販売しておられる会社もあります。
しかし、中に入れる商品の大きさや、イメージが
既成の箱では満足して頂けないことが多く、
やはり“オリジナルで”・・・ということになるのです。
“オリジナル”という言葉には色々な意味が含まれています。
・包材として最も作業効率の良い形状の箱
・他社とは違うデザイン、高級感を出した箱
・徹底的にコストパフォーマンスを追及した箱
等々、お客様の要望でその”オリジナル”加減が変わってきます。
デザインや原紙等はお客様が考えておられる事が多いのですが、
形状となると、どの様な形、どの様な開け方、どの様な仕舞い方などなど
いったいどの様な形状が出来るのだろ・・・と。
そこで我々が皆様に合った“オリジナル箱”の提案が出来たら・・・
ということから第一段階として当社HPで形状サンプルを掲示しています。
これらを参考にしながら
オリジナル箱を作成するためのアドバイスなどを
させて頂いております。
一例を示しますと、
・スティック状の商品(喫茶店の砂糖の包み等)を箱に入れて販売したい
・だけど箱の中で商品ががさついてしまう
・そんな時は仕切りを入れればいいのだけれどコストや手間が掛かってしまう
などというお客さまの悩みがあります。
そんな時には底ワンタッチ貼り(横底貼り)の箱で、
箱を起こすと同時に仕切りも箱内で組みあがる箱があります。
単純なことですが、こんなことでも他社とは違った“オリジナル箱”が作成できます。
オリジナル化粧箱を作る際の注意点を詳しく知りたい方は、次の記事も併せてご覧ください。
オリジナル箱の作成時に注意したい印刷表現
オリジナルの化粧箱を作成するにあたって
気にしておくべき点を印刷の視点から
いくらかご紹介させていただきます。
色を出すのに際してレギュラー4色の掛け合わせが良いのか、
特色を使った方が良いのか、金・銀を使用するのか、
これらのことを気にしておくべき点ですね
レギュラー4色の掛け合わせ
レギュラー4色・プロセスインキ・セットインクと、
色々呼び名はありますが、意味するところは
シアン(藍)・マゼンタ(紅)・イエロー・ブラック
この4色を掛け合わせて様々な色表現を行うことです。
基本的にこの掛け合わせだけで全ての色を表現できますが、
中間色にあたる茶色だとか紫だとかはインキ量の調整が難しく、
少しぶれるだけで色の雰囲気が変わってしまいますので、
そういう場合は次の特色を使用することがあります。
特色
というわけで特色です。
簡単に言うと、ある色を出すためだけに用意されたインキでしす。
4色掛け合わせでは難しい色を表現するために使用されたり
そもそも印刷が緑と紫だけとかなら、わざわざ4色も使わずに
緑と紫の特色を用意して印刷すれば2色印刷で済みます。
金・銀
次は金・銀についてです。
まず知って頂きたいことは
金・銀については金銀と言っても金ピカでは無い。
金については、むしろ黄土色の方が近い。ということです。
なので、金色を依頼されるときは一度サンプルを
見せてもらうなり説明してもらうなりされて
実際どんなものになるのかを納得されてから
依頼されるのが良いかと。
また、どうしても金ピカが良いのであれば
箔押しをおすすめします。
金色のアルミ箔を転写する加工法で
通常の印刷インキの金に比べ光沢があり、
高級感が増します。
ということで・・・
我々も、本当に『納得のいく』『売れる』箱を作成したい!
というお客様のご期待に応えたいし我々も作成したいです。
だからこそ、、お客様のご要望をヒヤリングすることに
多くの時間を費やし、イメージを形に変えていきます。
イメージが分からなければ(=情報が少なければ)
形になんて出来ないですからね。
我々のモットーは『お客様のベストパートナーになる』ことです。
分からないことはもちろん、それだけでなく
イメージ・用途・販売形態等々さまざまな情報を頂ければ
頂くほど『納得』のいくオリジナル箱が作成可能です。