この間、お客様に訪問していた時の事です・・・
『僕も化粧箱を売ってみたいんですよ!!』と、営業マンの声・・・
お客様の本業はフィルム素材の販売商社さん。ブリスターパックのフィルム等の販売に伴い、紙製品である台紙も合せて営業されておられる先輩がおられ、ご本人は包装フィルム関連のお仕事が多いので、化粧箱の話も無くはない・・・だけどお客様に何を聞いてくれば見積出来るかが分からない・・・ちょっと、レクチャーして下さいよ!!
・・・と、こんな話がありました。
そうです、ご本業を軸として、化粧箱の販売をしてみたいけど、何を聞いてくればいいか分からない、何処に依頼していいか分からない・・・こんな悩みをお持ちだったわけですね。
まぁ、このようなケースばかりではなく、今このブログをお読みいただこうとしてくださっている方は、これからパッケージを作成しようとしている、もしくは今までにも作成してきている方でしょうか?それとも冒頭のように私どもと近い包装関連業界の方でしょうか?それともズバリ同業の紙器印刷会社の方かもしれないですね(笑)。少なくともパッケージを作成する事に興味を持っていらっしゃる方かと思われます。
ズバリ同業の方には申し訳ありませんが、とりあえずパッケージを作成するにあたって依頼するパッケージ会社の選び方~そのコツ、およびそのためには!!について幾つかお話させていただければと思います。あくまで私の考えるところとでは、といった内容ですので必ずしもそれが正しいとか絶対というわけではありませんが少しでも今後の参考にしていただけたらと思います。
化粧箱販売会社を『選ぶ』前に・・・まずは『探す』!
これはパッケージ会社に限りませんが、近頃はインターネットの普及のおかげで、幾つかのキーワードを入れて検索すれば簡単に探すことができるようになっております。便利なものは利用して、まずは検索で候補先を少し多めに探してみましょう。
ではどんなキーワードで検索すれば良いのでしょうか?
私のおすすめとしては、『パッケージの種類』『作るという意味の単語』『住まいや勤め先の大まかな地名』などがまずは挙げられます。これらに加え、『アナタの望む点』を入力してあげましょう。
『パッケージの種類』とは、例えば「化粧箱」であるとか「台紙」・「ギフト箱」などになります。もしアナタがパッケージに詳しい方であれば、もっと踏み込んで細かい内容にしても、もちろん良いと思います。
『化粧箱』なら「印籠箱」「底ワンタッチ箱」などの形状についてや「組み箱」「貼り箱」など製造方法の違いなどですね。用途についてで「化粧品」「健康食品」や「チョコレート」などの単語を追加してみるのも良いかと思われます。大まかに「化粧箱」でも、もちろん構いませんが、少し詳細な単語の方がその分野に強い・特化している所が出てきやすくなることでしょう。
『作るという意味の単語』は、「製造」「作成」「制作」など思いつくところのどれかで良いかと思います。他のキーワードが同じまま、入れ替えて検索してみるだけでも違いが出ますので色々と試してみて下さい。
『住まいや勤め先の大まかな地名』は都道府県名などざっくりしたものでも構いませんが、お打合せの都合なども考えますと、もう少し詳しい地名で区市町村名くらいから探してみて、イマイチ良い所が見つからない場合などに枠を広げていくのが良いかと思います。とは言え、この部分を広げすぎたり入力しなかったりしますと、例えばアナタが北海道にいらっしゃるのに九州にしか本社・工場・営業所がないパッケージ会社も検索上位に出てきてしまいやすくなりますので、それではいささか効率の悪い検索とならざるを得ませんのでご注意ください。
『アナタの望む点』については、「格安」「短納期」「対応力」などなど望むままに入力していただければと思います。
まずは簡単ということでネット検索をお勧めしましたが、まったく知らないところだけでは不安という方はお知り合いの方にオススメのパッケージ会社がないか聞いて見るのも良いでしょう。対応が良い、ミスがないなどネットでは見えづらい点を知ることができるメリットがあります。反面、断りづらいなどのしがらみが発生することもあるかとは思われますが……。
さて、いくつかの候補となるパッケージ会社は出ましたでしょうか?10社程度あれば上々です、タイト過ぎるキーワードで検索してしまい候補が少なすぎる場合にはいったん戻ってキーワードの条件を緩めて再チャレンジしてみてください。
マークした中から化粧箱販売会社を絞りましょう!
それでは次に、先程探して上がっている候補先を少し絞っていってみましょう。
これもまだ『選ぶ』ための途中段階ですから、手軽にということでインターネットを活用することをオススメします。まずは候補先の詳細を知るために、各社のホームページを見ていってみましょう。
候補の中にはホームページが用意されていないところもあるかもしれません。これについては賛否両論あるとは思いますが、私個人の意見としましては一旦候補の一番下へ回すか候補から外してしまって良いと思っております。ホームページを開設していない会社の中にも良い会社は沢山あるとは思いますが、事前情報を得ることが出来ないのであれば『選ぶ』ためには、、、、、というワケですね。また厳しい見方をしますと、昨今の時代性から考えるにホームページを開設していない=新規顧客獲得に消極的もしくは必要としていない理由があるとも受け取れてしまうワケでもあります。
さておき、各社ホームページを見ていっての絞り方ですが、一つは「自社で製造に必要な設備を持っているか?・一貫生産体制にあるか?」という点ではないでしょうか。これはコスト・納期にも関わってきますし、社内で製造できるところの方が知識やノウハウをより多く持っている可能性があるからです。また急な仕様変更など突発事態にも対応がききやすい事でしょう。勿論絶対ではありません、担当者がベテランか新人かなども含めて個人差も大きいことでしょうし、設備を持っていなくてもいろいろなパッケージ会社に強力な繋がりを持っているなんてことも十分にあり得る事ですので。
他には、『探す』時にも考慮した会社の場所が近いかどうか、『アナタの望む点』を満たしているかどうか、などが絞る際の目安となります。各パッケージ会社ごとの「売り」などにも注目してみると良いでしょうし、ホームページ自体の親切さ・判り易さなども目安の一つに出来ると思われます。
これらからひとまずの順位付けをしていき、これから更に検討するうえで多すぎても少なすぎても良くないかと思いますので、トータル順位でまずは3~5社に絞りましょう。
またもし、アナタがパッケージ作成が初めてではなく既にお付き合いしている会社があるのでしたら、そちらも加えておいて比較対象の一つとしておくのが良いでしょう。
ここでも1・2社しか、もしくは1社も残らなかった場合には、再び『探す』に戻りましょう。その際には各社ホームページを見たことで検索キーワードにも違いが出てきて、先程までとは違うパッケージ会社が浮かび上がってくるはずです。
絞った化粧箱販売会社へ連絡してみましょう
前回までで3~5件に候補は絞れましたでしょうか?
候補を絞れましたら、その化粧箱(パッケージ)販売会社が実際にアナタの望むようなパッケージを製造可能なところか、営業の対応はどうかなどを知るためにもまずは連絡を取ってみましょう。
その際の連絡方法ですが、電話して聞いてみるというのが一つ、ホームページに「問い合わせフォーム」などが用意されていてメールで問い合わせるのも一つでしょう。顔を見て話したい、会社の様子も気になるなどの理由で直接訪問をという方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは前述のどちらかでアポイントメントを取ってからご訪問された方が良いでしょう。
電話とメール、どっちがより良いかについてはアナタの好みで良いかと思います。電話の方がメールよりも内容を細かく説明しやすいという人もいらっしゃいますし、逆にメールの方が簡潔にまとめられるという人もいらっしゃいます。
その辺りはいろいろでしょうし、別の言い方をすると電話することで営業されてしまうのはイヤだという人もいらっしゃるでしょうし、メールでは機械的な対応をされてしまいそうと思われる人もおられるのではないでしょうか。
ただ、電話・メールの選択の際に「初めて」であるとか「知らない」ということは気にせずにいきましょう。むしろそのことを前面に押し出していくくらいの方が、それに対しての反応を見ることも出来て、選ぶための材料が増えることにもつながります。
ここでアナタがするべきことは“最良の1社”を「選ぶ」ための情報をより多くとることだと思ってください。その会社がお望みのパッケージの作れるのかどうか、ロットは最低どのくらいか、通常納期はどのくらいなのか、短納期に対応してくれるのか、問い合わせに対する対応・反応はどうなのか、などなどですね。
そのためにも、連絡する前に最低限どんな情報を集めたいかを書き出しておくことをお勧めします。特に、アナタにとってはコレが大事、という条件がある場合には連絡する全てのパッケージ会社に必ず聞いておきましょう。
ちなみに私どもケイパックもパッケージ会社なわけですが、「知らない」「初めて」「詳しくない」という方も大歓迎です。むしろ燃えます(笑)。
まずは比較対象でかまいません、今からでも候補の一つに加えていただけたら嬉しい限りです(笑)
弊社へのお問い合わせ・お見積りはこちらからどうぞ。
料金・コストを問い合わせる
さてさて、絞ってあった候補へ連絡してみる事での情報集めも終わりましたでしょうか?
それでは、その先へ進んでみましょう。
化粧箱の料金・コストは最も大きいポイントの1つです
候補先へ連絡してみていかがでしたか? 「是非ココに!」というパッケージ会社はありましたでしょうか?
もし見つかったなら幸いです。そのまま話を進めてみても良いでしょう。
それとも、「一長一短あってまだ決められない」と感じましたでしょうか。
それは、もしかしたら沢山の情報を集められたからこそ感じることが出来たのかもしれませんね。だとしたら、集めた情報を基に検討して更に候補は絞れたのではないしょうか。
それでは絞れてきた候補先と商談を進めてみましょう、そしてパッケージのサイズや形状・印刷、使用する紙・数量など具体的な仕様を仮決めしてみましょう。その中でこれまでに挙げた「アナタの望む点」や反対に「望まない点」についてどうなのか、じっくり見極めてみてください。
そして決まった仕様を基に見積を取ってみましょう。
コストは、決してそれが全てではありませんが大事な条件の一つでもあるはずです、比較検討として相見積もりしてみるのも良いでしょう。同じ仕様であれば、各社の見積価格を比較し易いかと思われます。
ただし、あくまで今回のパッケージについては、という事だと受け止めておくことをおススメします。ロットや色数などの仕様により各社とも得手不得手はありますので、次回全く違う仕様のパッケージを作成する際には、今回高い見積が出て来たところが一番お安く作れるなんて可能性もあったりしますので。。。
いずれにせよ、ここまでくれば後は最終決定するだけです。
アナタが最も望んでいた点を満たしていたのはどこなのか、諸々トータルして考えたらどこなのか、もう答えは出ているのではないでしょうか。決めるのはアナタです。
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勝手ながら、前述の相見積もりについて少々。。。
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もし今回アナタがパッケージを作成するうえで、候補先の
一つが独特なであるとか非常に優れた形状を提案してきた、
などという場合にはその提案自体がその会社の「特徴」・
「売り」の一部と捉えられるのではないでしょうか。
その場合には、提案された内容については相見積もりは避け
ていただけたらと思います。
これは私の個人的なお願いでもありますが、アナタの選ぶ
パッケージ会社と先々まで、より良い関係を築くためにも
プラスに働く「何か」でもあります。
この部分は是非!ご一考をオススメさせてください。
また・・・
もし、皆様が検索された際に私ども「株式会社ケイパック」
が出てまいりましたら、是非ともお声がけいただけたらと
思います。
ご満足いただけるパッケージ作りに向けて誠心誠意ご協力
させていただくことをお約束いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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化粧箱の見積を取る際におすすめしておきたいこと
上記までにお話させて頂いたようにしていただければ内容で、見積を取ることまでは可能ですし、以下にお話しすることを化粧箱会社さんと相談しながら進めるというのもありですが、出来れば先にご理解頂いてから印刷会社さんと話しを進められる方が、より話が進めやすいのでオススメです(笑)
何をどの様に入れる箱なのか
何を入れる・・・当たり前のようなことなのですが、結構大事です。
例えば、お蕎麦を入れる箱、それだけでも乾麺なのか、半生のパック包装なのかで、箱形状が変わってきたりもしますし、内容物の重さも変わってきます。箱の設計に対して、難しい事は化粧箱・パッケージ印刷会社に任せておけばいいので、先ずは何をどの様に入れるかを具体的に考えておいて頂きたいです。
そうすれば、先程の【化粧箱・パッケージ印刷会社に任せる難しいこと】を、化粧箱・パッケージ印刷会社により具体的に考えさせることが出来ます。もちろん、ご自身でも、よりリアルに想像できるでしょうし、その想像力が化粧箱・パッケージ印刷会社に対する色々も意味でのアピールにもなります(『色々』の意味はご想像にお任せします)。
何をどの様に入れるかを具体的に考えていれば、最初に箱の寸法が想像できます。口紅を入れるなら、直径と高さが分かればいいですし、お饅頭を入れるなら、個寸法と個数でおおよその寸法が分かってきます。
中に入れる物が分かっているという事は、その重さも想像できます。
タオルを入れる箱なら軽い、ジュースの詰め合わせを入れるなら重い・・・この事から、箱を作る原紙の厚みをおおよそ想定できます。
箱の内寸と原紙の厚みが分かれば、後は形状です。
一般的に思い描くのが、キャラメル箱タイプの箱です。これは商品の入れ方で箱の高さという概念が変わりますが、一般的に紙器業界では両蓋の差し込み口と、差し込み口の間の距離を高さとして考えます。したがって、天蓋と底蓋の間が高さとなり、幅寸法が差し込み口の長手寸法になり、差し込み口の短手寸法は奥行きとなります。これで箱の基本寸法 W(幅)×D(奥行き)×H(高さ)の出来上がりです。
後は内容物の重みで、キャラメル箱で底が抜けそうなら、地獄底形式の箱になりますし、更に、箱を起こすとオートマチックに底が組み上がる、ワンタッチ底貼り式の箱になります。
正確な見積をお望みであれば、現物をお預かりしてダミーサンプルを作る事も出来ますので、費用は掛かりますが箱の設計がリアルに進みます。
この様に、箱に何をどう入れるかが設計の基本となります。
当たり前の様な事ですが、ここからがスタートです。
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もう少し、難しいところまで考えられるなら・・・
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キャラメル箱→地獄底形式の箱→ワンタッチ底貼りの箱、
という段階が踏めそれは、内容物の重さと充填作業の軽減
を考えた順番となります。
また、見せ方として、ギフト箱の様に内容物が全体に見渡
せる方がいい場合は、お弁当箱型の身箱、蓋箱形式となり
ますし、ショートケーキを入れる箱は、底がフラットになる
様に、箱の4角を貼り上げる四角貼りの箱となります。
餃子やたこ焼き・鯛焼き等の食品が直接触れるパッケージは、
原紙に食品衛生法等に抵触する物質が入っていないかである
とか、湯気や油に対して、耐水性や耐油性の機能がある原紙
を選んだり、表面加工によってその機能を持たせるのかと、
考えたりしなければなりません。
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お客様にどの様に見られたい箱なのか
箱の設計が出来ますと、次はデザインであるとか、表面加工をどうするのかを考えなければなりません。パッケージに内容物をがどの様な商品であるかを知ってもらうのに、写真を印刷したければ4色印刷になりますし、特定の色で、4色の掛け合わせでは色表現にムラが出たり、綺麗に発色しない場合は特色で1色足していかなければなりません。
商品を外装箱に直接入れるのではなく、ダース箱の様に12個入りの中箱なんかの場合は、スミ1色(もしくは、それ以外の特色1色)で十分ですし、箱の機能として印刷をどの様にするかを決めて頂くと、印刷の色数が決ります。
そして、その表面加工は印刷で施せるニスでいいのか、もう少し耐磨性とグロス感を持たせるビニール引きがいいのか、他の商品と差別化を図れるようなグロス感を持たせるプレスコートがいいのか等、表面保護の側面と、美粧性の側面から表面加工を決めて頂くと、ほぼ見積の下準備は出来上がりますが、忘れてはいけない大事な決定事項は、原紙を何を使うかです。
内容物が量産タイプの消耗品だから、コートボール(裏ネズ紙)にするであるとか、量産品ではあるが、箱の中が見えたときにネズ色が見えるのは、ちょっと・・・という場合には、裏も白いコートのしてあるカード紙を選択するであるとか、いやいや、化粧品のパッケージなので、印刷の発色や表面加工の仕上がりまで気になる・・・、という場合は古紙を使用していないアイボリー紙を使用してみたり、お客様がエンドユーザーさまにどう見られたいかで、原紙も決定されていきます。
印刷の色数、表面加工の種類、原紙の選定、これらは箱の機能ではなく、直接お客様の目に止まり、手に取って頂く手段なので、化粧箱の製造には欠かせない重要な要素となり、これが決らないとお見積もりも出来ません。
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簡単に設計から始める場合の見積に関わる要素
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①原紙の種類と紙の厚み
②印刷色数
③表面加工の有無とその種類
④箱の寸法 W(幅)×D(奥行き)×H(高さ)
※ 出来れば、展開寸法も分かればよりGOOD!
⑤箱の形式、形状
⑥生産数(ロット数)
⑦納品地住所
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ネットショップの既成箱ではないオリジナル化粧箱の魅力
パッケージの製作にあたって気を付けるべき点は、コストパフォーマンス、アイキャッチ、機能、高級感、etc・・・いくつもあるのですが、一番最後に、もう1点だけお話させて頂きます。。
例えば・・・原紙は白いものをお求めならコートアイボリーですが、そこまでいらないならコートカード。イヤイヤ白ければいいんですヨ、とおっしゃられるのならカードB。表面加工はとにかくツヤが欲しいんです!となればPP貼りだし、価格的に抑えたければプレスコートだし・・・こんな感じで仕様が細かく決まっていくのです。これはこれでいたって普通の話ではあるのですが、、、
ただ、そこにご担当営業マンの【気持ち】がどこまで入っているか?ということです。ある意味、最も重要な要素だと思います。
実際出来上がってみて、アレ?作ろうと思っていた箱と少しイメージが違う・・・もう少し高級感が欲しかった、もう少しアイキャッチ牲が欲しかった等の感想を聞く事があります。
そう、コストの事を考えてばかりいると、最初に描いていた箱のイメージが崩れてしまう・・・打ち合わせ内容に納得していたはずなのに・・・、何かしら不満が残る・・・
こういう時は、えてして印刷営業マンに【気持ち】がなく、ただただお客様のいうことにYES/NOのみで対応した結果ということが多いです。
コストはもちろん重要ですが、その担当される印刷営業マンが作り手としてどれくらいその商品を理解しているか、場合によっては、その思いはお客様の気持ちを超えるくらいでなければならないし、その考えを理解して頂いた上でなければ、納得のいく商品にはならない・・・
そういうことが多いのも事実です。
オリジナル化粧箱の魅力は、もちろん“他にはないもの”ということはもちろんですが、その中には、ゼロから共に作り出す全員の“想いの量”とも言えるかと思います。