オリジナル化粧箱の制作(既製品との違い&メリットデメリット)

まず最初に「化粧箱の制作」とは何を指すのか?という、言わば今回の主題について語る前の前提ともいえる部分から。

『制作』と同じ読みをする『製作』、こちらが「物品など、モノをつくること」であるのに対して、『制作』とは「作品をつくること、創作すること」を指します。つまり化粧箱でいうならばオリジナルの化粧箱をつくる、化粧箱を特注するということになります。そうなりますと今度は「オリジナルじゃない化粧箱って何?あるの?」となるわけですが、ご存知の方もおりますように既製品の化粧箱というものがあります。

実際のところ当社へもお客様から、

「御社で既成の箱はどのようなものがありますか?」「既成品の箱の寸法を教えてください。」「既成での保有型はどのようなものがありますか?」「サンプルで紹介した箱を既製品として販売はされていますか?」

などなどのお問い合わせをよくいただきます。

しかしながら、当社の取り扱いはオリジナル化粧箱であり既製品としての化粧箱販売は行なっていない旨、また保有している型についても、それぞれお客様のオリジナルの型であり流用は出来ない旨をご返答させていただいております。

既製品の箱といえば、100円均一や、ホームセンター・ファンシーショップなどで販売していますし、インターネット通販でも販売をしています。特に近年では、既製品の化粧箱のネット通販が増えてきているようですね。

では、既製品の化粧箱とはどのようなものになるのでしょうか? オリジナル化粧箱と併せて、両者の違いを比べてみましょう。

 

既製品の化粧箱とは?

既製品の化粧箱とは?

基本的に化粧箱には、規格寸法というのはありません。たとえば用紙なんかですと、規格寸法として、A4、A3、B4、B3などがあります。コピー用紙なども規格寸法ですね。

しかし、こと化粧箱・パッケージにおいては規格寸法の箱というもの、というより箱の規格というものがありません。既成品として販売されている化粧箱は、その販売元が独自に寸法・用紙・形状等を企画し製造しているのです。

とは言え、例えばケーキ用の化粧箱なんかは既製品が多くあります。何号箱というように、ある程度ケーキのサイズに規格?がありますから、それに見合った寸法を想定し、作られているわけです。

同様に、お酒などの1升瓶・4合瓶等、ある程度容器の形状・寸法が決まっているものも既製品として規格化しやすいと思います。

製造・販売元が、化粧箱を製造する際の版代・型代を自社で負担して、一定以上のロットをまとめて製品を大量に製造し、それを既製品として販売しているのです。大ロットでの生産をすることにより1ヶ単価を下げての販売がなっているわけですね。

ですので、ちょっとオリジナルの印刷(商品名や社名)を追加したいといっても、近い価格での対応は出来なかったり、そもそも対応自体が出来なかったりするわけです。お店で販売している既製品、つまり製造後の化粧箱についてはもちろんオリジナルの印刷(商品名や社名)を追加出来ないのですが。。。

製造時とは別の工程・印刷方法で名入れ等請けてくれるところもありますが、費用が余分にかかったり最低ロットの決まりがあったりします。

それ以外にも、中身商品とサイズ・紙質などがぴったりあうものが中々見つけにくいなどのデメリットも存在します。

ただしオリジナルの要素が不要である際には、且つ極小ロットでのお求めの際などについては、安価で手軽にキレイな化粧箱や用途に応じた白箱などを購入することが可能になるというメリットがあります。制作にかかる時間・手間なども省けるのも大きな利点であると言えます。

また、あとからシールやラベルを貼ることで必要な用件を満たすことも可能であり、用途によってはオリジナルで作成するよりも既製品の方が諸々お得となることもあるかと存じます。

 

オリジナルの化粧箱とは?

オリジナルの化粧箱とは?!

弊社ケイパックがメインに製造・販売をしている化粧箱がこちらになります。
オリジナル化粧箱のパッケージです。

オリジナルとは、箱の寸法・印刷やホットスタンプによる表現、箱の形状、また材質や表面加工など、1点1点、中の商品に適した組み合わせにて、目的をもってあらためてつくる箱になります。

ご依頼先さまからのご要望をお聞きし、可能な限りご要望に沿って最適な化粧箱を作ることになります。

オリジナルで化粧箱を作る際には、製品代と別に版代・型代がかかることになります。ロットによっては同じ仕様・デザインでも既製品より製品代が高くなることもあり得ます。ただし、他に同じもののない、中に入れる商品にぴったり合った独自(オリジナル)の化粧箱を特別注文のうえ作ることが出来るのです。

また、形状も自由に設計できますので、目を引く形状の箱や使い勝手の良い箱などが出来るのです。

 

既製品とオリジナル メリットとデメリット

既製品とオリジナル メリットとデメリット

比較しやすいように各々羅列してみます。

まず既製品の化粧箱のメリットとデメリットについて。

メリットとしては、

①出来合い物の為、短納期で手に入る。
②小ロットでも安価である。
③製造、初期費用が不要である。

デメリットとしては、

①中に入れる商品にサイズ・イメージがピッタリではない。
②品名・社名などの表現が出来ない。
③ロットが増えるとトータルコストが高くなることがある。
④継続的に同じ化粧箱が手に入ると限らない。(既成品の為、その規格品が販売終了になる可能性がある)

次にオリジナル化粧箱のメリットとデメリットについて。

メリットとしては、

①自由な印刷表現が可能である。
②商品にあわせたサイズの化粧箱が出来る。
③継続的に同じ化粧箱が手に入る。

デメリットとしては、

①版・型等の初期費用が発生する。
②ロットが少ないと割高になる。
③製造までに日数がかかる
④一から仕様を決める必要があり、その為の知識が必要になる。

となります。

上記の様に、既成品化粧箱・オリジナル化粧箱には、それぞれメリットどデメリットがあります。

個人の方が、プレゼントなどで化粧箱が必要な場合や、キャンペーンなどで、急ぎ少しの箱が必要な場合は、小ロットで安価な既製品の化粧箱を使う方が良いのでないでしょうか。

しかし、商品販売や商品保護等でご使用になられる場合は、それぞれの商品にあわせた形状や表現・記載を施したオリジナル化粧箱が適していると思います。もちろん、販売に適したデザイン・記載事項などの表現や目に付くように仕上げること、他には無い様な形状で作れることなど、広がりのあるメリットですのでキリのないほどに追求することが可能です。

また、運送時を想定し耐磨性にすぐれた印刷や表面加工、そして中の商品を保護するための材質や適性寸法など、化粧箱に必要とされる機能と役割をみたしたものを作ることも出来ます。

その分、オリジナルで化粧箱を作る際にはそれなりの知識と経験が必要になってきます。ですがそんな時こそ、ケイパックに一声お掛けいただければ、とそう自負しております。